インディーズ文庫の代表 しのぶ の怖かったよ体験談

chime_calendar/2012-11-20


第4話 毎日消えちゃう人 その4 

その日、
家に帰ると、家人から数日前にこの大通りを突っ切ろうとして交通事故があったことを聞かされた。

その人だったのだろうか・・・。

生きている人と変わらぬ姿で見える!人間と言うエネルギー体。
もちろん、お化けや幽霊ではない。
これはきっと生あるものがもつ、意志とか思いなのではないだろうか。
私はこれにずっと悩まされている。

他の人からは見えないのだから、私ひとりが、びっくりしたり、不思議がって首をかしげたりしている姿は、さぞ、滑稽だろう。

この時の男の人は、本当に普通の人にしか、見えなかった。

彼は、いや、彼のエネルギーは、いったい何を伝えたかったのだろうか。
もしかしたら、「急いで帰らなくてはいけない。」という気持ちが、そのままそこに残ってしまったのだろうか。

そういう小さなことでも、人の思いは、なんらかのエネルギーとなってこの世に残る!

この人の思い、考え・・・、=エネルギー的なもの、それが見える!と考えれば世の中には、そう不思議なことはないのかもしれません。



きょうは、ここまで、次回は、新しいお話しです。
年末にむけてバタバタしています。ちょっとさぼってしまいそうな時もあるかも!どうぞコメントやFBへの書き込みなど、お待ちしております。

  • このページのみのコメント欄
    認証コード(4772)
  • facebookへのコメント欄


a:611 t:1 y:0

powered by HAIK 7.3.8
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional