chime_calendar/2013-03-06
前回までのお話しは下記から。
第5話 死者の行列か、百鬼夜行か 箱根の巻 その5
これは、おかしい。おかしな事になってしましった。
この土地の自縛なのだろうか。不思議なエネルギーのある土地だということは
前から知ってはいたが・・・。
何かが(誰かが)私に、それを、はっきりと、見て、体感させたかったのだろう。
ただ私は無関係な仲間と一緒に来ているので、これ以上は危険と判断した。
そうでなくても、行列はどんどん大きくなっているし、
もう真ん中を通っているし、こちらを見て、笑っているし・・・。
行列の人たちの体が透けてきているし・・・。
私は、神経を集中させて、そこに見える映像の、基になっている何かのビジュアルを見るように努力した。
でも、よくわからない。
ただ唖然としているしかない。
こんなことははじめてだった。
うっ、へへへへっ!・・・という、高い声の笑い声があちこちから聞こえてきて
もうこの世にいるとは思えない状況だ。
これは、黄泉への行列???
カメラマンの伊東さんの「さ、ついたよ!」という声で
はっと、我に返ると、何もかもが消えている。
古い旅館の前で車は停車していた。
きょうは、ここまで、次回につづく!
また、日があいてしまってわかりにくくなりましたので前回までのページを記載しておきます。
- 第5話 死者の行列か、百鬼夜行か 箱根の巻
皆さまにきちんと伝わるのか・・・、不安を抱えておりますので、どうぞコメントやFBへの書き込みなど、お待ちしております。
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