chime_calendar/2013-02-12
前回までのお話しは下記から。
第5話 死者の行列か、百鬼夜行か 箱根の巻 その3
三件目は、箱根の端っこにある、そば打ちもできるという不思議な温泉だ。
そこに向かうには細いくにゃくにゃした道を行くことになる。
ところが
車に乗り込んで少しすると、細い通りなのに、たくさんの人たちがゾロソロ歩いてくるのに出くわした。
しかもほとんどの人が白い着物を着ている。
しばらくの間、この不思議な光景に見とれていたが、みんなどう思っているのかな?と
気になり、声をかけようとして後ろのシートを振り返ったのだが、隣で運転しているカメラマン以外は爆睡だった。
朝が早かったからな〜。
しかし、この行列、何のイベントかな!
白い着物の人に交じって、鬼のようなお面を着けた人。
三角の死人のようなマークをつけた人。
髪をボサボサにして、手には大きな棒切れのようなものを持った、おばあさん。
子供もいる。子供は特に変な衣装だ。
傘をかぶり、高下駄をはいて。
あ、天狗のような格好の人もいる。
大きな顔だけのお化けの格好も。
兎に角、長い、長〜い、行列だ。
あああああ!今度は戦国武将のような鎧のご一行様だ。
すっごい無表情・・・。
あれは、槍かな、長い棒を持って歩いている。
きょうは、ここまで、次回につづく!
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