chime_calendar/2013-01-28
前回までのお話しは下記から。
第5話 死者の行列か、百鬼夜行か 箱根の巻 その2
取材に行く車の中で急激に具合が悪くなっていた私だったが・・・
薬が効いたのか、取材だ、撮影だ と、動いているうちに、なんとか体調は回復してきて一安心して二件目の取材先に向かうことができて、ひと安心。
二件目は温泉。日帰り入浴温泉を主体とした、エステや森林浴を優雅に楽しめる女性むきの洒落たホテルだった。
ホテルは、森のなかにあるリゾート風のつくりで、日差しも充分に取り込める美しい環境空間だ。
それなのに・・・、私は、なぜだか、暗いざわつきを感じていた。それがとても不思議だった。
コピーライターの女性も、アシスタントの女の子も、いいねー!っと、はしゃぎだした。
それもその筈、お部屋は明るく、森を向き、草木の息吹を感じられる構成だ。
静かな、いいリゾートって感じ。
母と娘とでゆっくり来る人も多いらしい。
施設の方もとても感じがよくて、いい雰囲気だ。それなのに・・・。
お風呂は、確か地下におりていった気がする。
はっきりと覚えているのは、その廊下が、暗くしずんでいた事。
この私だけが感じているらしい、ざわつきは、たぶん、いつもの、「あれ」なんだろう。
ここが、森の中だから・・・なのか?
生息していた?している?動植物たちのざわめきなのか? なんだろう。
この地域には、肉や野菜、うずらを開いたりして、串に刺して食べる猟師料理があったり
猪鍋なども名産で、前にも取材したくらいだから、確かに、森なのだ。
なんとなく、しっくりしないものを感じていた私は、みんなのはしゃぐ声をよそに
早々に取材を切り上げることにした。
いよいよ次は、南足柄から、今度は箱根方面へと向かう。
次回につづく!
このお話は、中々信じていただけないかもしれませんが、こんな事もあるんですっていう内容です。きょうは、ここまで、ですが、どうぞコメントやFBへの書き込みなど、お待ちしております。
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- うう・・・いつにも増して怖いです・・・。 -- pamon 2013-01-28 (月) 22:12:36
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